【PS4】スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)【レビュー/感想】全てのゲーマーにおすすめ!ニューヨークを自由に飛び回る史上最高の爽快オープンワールドアクションゲーム!!

どうも、社畜ゲーマー・ウユニ(@uyuni_BPgamer)です!
この記事では、PS4「スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)」をレビューします!
速報レビューに続く完全版レビューです。
「2018年下半期期待の新作!」の1本です。
Contents
「スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)」ってどんなゲーム?
ゲーム概要
モチーフにしている(と感じた)実在の場所
↑実際のタイムズ・スクエア
誰もが知ってる大都市・アメリカ合衆国のニューヨークです!
タイムズスクエアやウォール街、セントラルパークなどテレビや映画で何度も見かけるような舞台が超再現度で登場。
エンパイアステートビルや自然史博物館などの名所も存在し、遠目ですが自由の女神も見ることができます!
項目別評価とレビュアーのプレイ状況
スコア別評価
その他評価ポイント
ボリューム | 少 📕📕📕📕⚪⚪⚪⚪⚪⚪ 多 |
難易度 | 易 💪💪💪💪💪💪⚪⚪⚪⚪ 難 (調整有) |
セクシーな表現 | 少 💋⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪ 多 |
ゴア表現 | 少 ☠☠⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪ 多 |
トロフィー難易度 | 易 🏆🏆🏆⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪ 難 |
・ボリューム:本編クリア時間は20時間程度だが、豊富な寄り道要素あり。
・難易度:操作はシンプルだが反射神経が要求される。
・セクシーな表現:ほぼなし。
・ゴア表現:ストーリー上一瞬出てくるが、ほぼ誰にでも問題ないレベル。
・トロフィー難易度:収集要素をコンプすればほぼ揃い、量も適度。犯罪コンプがかなり作業的。
レビュアーのプレイ状況
プレイしたバージョン | PS4版 パッケージ |
プレイした時期 | 2018年9月(発売日購入) |
プレイ時間 | 35時間 |
プレイ状況 | 本編クリア。達成度100%、(隠し要素も100%収集) |
トロフィー取得率 | 100%(プラチナ) |
シリーズ作プレイ経験 | 今作で「スパイダーマン」ゲーム初プレイ。 |
総合評価
「スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)」の良かった点
移動が超楽しい爽快な”ウェブ・スイング”アクション
「スパイダーマン」といえば誰もが想像する要素といえば、映画でもコミックでもおなじみな
蜘蛛の糸を手首から出し建物に張り巡らせてビルの間を飛び回る”ウェブ・スイング”だと思います。
このゲームではシンプルな操作でまさにあの爽快アクションを体験できます!
オープンワールドのゲームって世界の広さに伴い移動が面倒だと思うことが多いですが、
この作品では飛び回っているだけでとにかく楽しい!
ゲーム開始直後から即、街を飛び回れるのですぐに楽しさに飛び込むことができます。
ただ移動するだけでも充分楽しいんですが、寄り道要素では早さを競ったり指定の場所を通ったりとテクニックを求められる要素もあります。
操作に慣れてきた頃に華麗に飛び回れるととても気分がいいです!
再現度の高いニューヨークのマンハッタン島
舞台は多くのゲームや映画の舞台となっている大都市ニューヨーク。
これまで色んなゲームで再現されてきていますが本作での再現度は群を抜いています!
何十階もあるビル群が乱立し、主要な観光地も網羅。
ビル街を飛び回る楽しさはこの再現度に裏打ちされています。
寄り道要素としては主要ランドマークを写真に撮るものがありますが、これにより観光要素も超充実!
超有名な観光地を自由に飛び回れることで「ゲームでしか味わえない感動」を覚えます。
ちなみにストーリーを進めるとファストトラベルで地下鉄になれるようになりますがその絵面はかなりシュールです笑
色んなパターンあるんでお楽しみに!w
奥深い戦闘と開放が絶妙なスキル性
正直なところキャラゲーということと事前のイメージから戦闘にはそこまで期待していませんでした。
しかし開始直後のミッションでいきなり戦闘の奥深さに触れられるのが凄い!
操作自体は長押しや簡単なコンボを使うくらいのシンプルなものです。
ただ適当に連打していても勝てるようなものではなく、多くの敵の動きを見ながら反射神経が求められる戦闘です。
難易度”AMAZING”(ノーマル相当)でもなかなかの苦戦を強いられますがそれが楽しい!
といってもシビアな操作が求められるわけではありません。
例えば回避はタイミングを合わせるだけですし、ターゲットへのエイムは自動選択だったりします。
感覚的に動かせるのに複雑な操作を求められないバランスが凄い!
次第に空中戦も自在に動かせるようになってくるのでとにかく気持ちいいです!
ゲームを進めるに連れてスキル解放で徐々に操作が増えるのも楽しい!
初めから要素が多すぎて混乱することはなく、段階的に開放される動線が絶妙。
操作に慣れるとスタイリッシュな戦闘や色んなコンボの組み合わせができるようになって上達を感じられます。
これでもかというくらい詰め込まれたバリエーション多彩なゲーム性
ド派手なアクションと爽快な移動だけがこのゲームじゃない!
そう強調したくなるほどこのゲームは多様な要素が含まれています。
例えばステルス要素がありますね。
音を立てて注意を引かせて背後から一撃で倒したり蜘蛛の糸で吊るし上げたり。
気づかれていない状態だと遠くから一気に距離を詰めてステルスも可能です!
ストーリー中ではスパイダーマン以外を使うシーンもあり、そこでは純粋なステルスゲームの様相です。
イベントシーンでは雰囲気に合ったQTEも効果的に挿入されます。
またパズル要素やギミックを用いた謎解きも多彩です!
数種類の頭を使うパズルが導入されたり、スパイダーマンの能力を使った謎解きもあったり。
QTEやパズル要素はストーリー本編中のものは苦手であれば設定でスキップもできます。
報酬が上手く、バラエティ豊かな収集要素
オープンワールドゲームではつきものの収集要素ですが、このゲームではそのバリエーションが凄い!
単純なアイテムとしては「バックパック」というものが各地に隠されており、スパイダーマンならではのアイテムがゲットできます。
また「ランドマーク」ではニューヨーク中の名所を写真に収めるという観光要素満載のものも!
それ以外にも逃げ回る鳩を捕まえたり大気汚染や電波不良などのトラブルに対処する「リサーチ」など本編以上の幅広さ。
規定のルートをドローンについていきタイムを競う「チャレンジ」というものもあります。
単純に集めるだけでも楽しいんですが、より楽しくしているのは収集がキャラクターの強化に直結していることです!
各イベントをクリアしたときにもらえる「トークン」で様々な強化要素を取得できるんですよね。
例えばシリーズファン感涙の様々なスーツが用意されていますが、これらには特殊能力が付いていてトークンを集めることで開放できます。
他にもサブ武器の「ガジェット」の強化やスーツそのものの強化などもトークンで可能です。
トークンは6種類あるため、色んなタイプの寄り道をする動機づけになります!
まさに「動かせる映画」なド派手な演出とストーリー
オープンワールドゲームだとストーリーが淡白になりがちですが、このゲームはまさに「動かせる映画」そのもの!
ヘリコプター上で戦う華麗な空中シーンやカーチェイス、ド派手な超能力戦など映画本編さながらな大迫力!
これらの要素を自分で操作しながら体験できるんだからこんなに楽しいことはないです!
シナリオも原作とは独立したオリジナルストーリーでゲームの尺でしか実現できないものでした。
単純にアクションシーンだけでなく、ドラマ要素や驚きもしっかり描かれていて濃密なもの。
先が気になる展開でもあり寄り道との兼ね合いが嬉しい悩みでした笑
充実したフォトモード
最近の大作ゲームではお馴染みになっているフォトモードですが今作でも完備されています!
画質やトーンを自由に変更できるのはもちろんフレームやスタンプなど加工要素もふんだんに盛り込まれています。
写真を撮ってるだけで楽しいんで、冗談抜きでフォトモードやってただけでものすごい時間が経っていた、という状態になります。
「スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)」の気になった点
自由の女神に行けない
物凄く細かいことですが「自由の女神」に行けなかったのが個人的に残念笑
ニューヨークを代表する観光地ですがスクショのように遠目で見れるだけw
DLCに期待しておこうかな笑
もともとシリーズを知らないとわからない設定も多い
本作は「スパイダーマン最初の作品」とかではなく原作と地続きに続いてるオリジナルストーリーです。
そのため当たり前のようにシリーズキャラが登場しますが、よく知らないと「誰?」状態です。
色んなシリーズがあり個人的にも網羅してる訳じゃないんで、原作にいるキャラなのか本作オリジナルのキャラなのかよくわかりませんでした。
まぁ話が進むとこんなの些細な問題ですけどね笑
「スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)」がオススメできる人/オススメできない人
こんな人には特におススメ。
・全てのアクションゲーム好き。
・全てのオープンワールド好き。
・濃密な体験を求める人
・「スパイダーマン」に限らずアクション系の洋画が好きな人
こんな人にはおススメできない。
・3Dアクションが極端に苦手な人
「スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)」ファンにオススメするゲーム
インファマス・セカンドサン(inFAMOUS: Second Son)
inFAMOUS Second Son 【CEROレーティング「Z」】 – PS4
超能力アクションで「シアトル」を飛び回るPS4初期の名作。
3つの超能力を使い分けて爽快感が得られ、本作と共通する要素が多くみられます。
Gravity Daze シリーズ
自由に空中を飛び回るオープンワールドといえばこのシリーズ!
タイムアタックやハイスコアを目指すミニゲームなどこのゲームのテイストも良く感じました。、
「スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)」レビュー、まとめ
俺が2018年に一番期待していたゲームでしたが、その想像の遥かに上を行く紛うことなき神ゲーでした!冗談抜きで本体ごとでも買うことを強くオススメできるゲームです。誤解を恐れずに言いますが、「スーパーマリオ64」のような任天堂3Dゲームが好きな人は確実にハマると思うんでSwitchしか持ってない人にも強く勧めたい作品。今年の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー(GOTY)」筆頭候補間違いなしのこの作品、ぜひプレイしてみてください!俺は三部作のダウンロードコンテンツも含めて遊びきるつもりでいます!